スズメの兄弟

月曜日、神社の賽銭入れの脇にスズメの雛が3羽落ちていて。
恐らく屋根から落ちたのだろう。

既に1羽は死んでいて、あとの2羽は衰弱していた。

鳥なんて飼ったこともないのに、
ホームセンターに走って、鳥の餌を買い集めて。

1羽はすぐに元気になったが、もう1羽は食欲がない。

今朝も昨夜の食事をゲロっちゃったりして
相変わらず食欲がなかった。

帰宅後、カゴを覗いたら彼はバタバタと暴れていた。
背中で大きく息をしている。

口を大きく開けるので
餌が欲しいのだと思って、
手のひらにのせて餌を口に入れるが飲み込もうとしない。

次第に口の開きが小さくなり、呼吸が小さくなり、
やがて私の手のひらの中で死んでいった。

あれは最期のあがきだったのか…

・・・とまあこういう次第で。。。
約2日間だけの付き合いとはいえ、実に辛い。

臨終を看取れただけでも良かったのか…

まあ外にそのまま放置してたらもっと早くに死んでいただろうと
考えればあきらめもつくかもしれない。

やっぱ死んじゃったら、何もかもお終いだな!

憎い奴でも死ぬよりは生きてる方がいい。
生きてるって貴重なことだとつくづく沁みた。

もう1匹は
「エサくれ!エサくれ!」とピーピー鳴いてうるさい位なのだが
彼には何とか生き残って、いずれ大空を飛び回って欲しいと思う。

※2005年6月20日保護、2016年3月12日死去

2005年06月23日撮影

2005年07月30日撮影

2005年10月02日撮影

2005年12月15日撮影

2006年09月08日撮影

2008年04月13日撮影

2009年03月15日撮影

2010年01月13日撮影

2012年01月08日撮影

2015年07月29日撮影