大阪都構想2つの側面

大阪万博のロゴが「Five Eyes」と言われているように、大阪がグローバル化という名の「売国」の出入口になるリスクがあったこと。

一方で

現状に相応しい統治機構に切り替えられないようでは(住民投票で民意を問う方法では)憲法改正は絶対に無理だろう、ということ。

反対50.6%、賛成49.4%のせめぎ合い。
「維新は応援したいけど、特別区への分割はちょっと」という個人の葛藤そのものの数字であった。49.4%は維新への最大の賛辞といえる。

今回は〇日新聞、〇代ビジネスなど糞メディアが本物の糞であることを再認識できたのも怪我の功名であった。

大阪は中之島の蔵屋敷、そして船場を中心に発展してきた。その中心が梅田まで広がったからといって狭い中心部のパワーが強すぎる構図は変わりない。

特別区という名の均衡分割はそもそも無理筋だったのではないか?高齢化も偏向報道も実は大きな要因ではなく、住民投票を3回しようが4回しようが、結果は変わらない気がする。

タワマンが増え、富裕層の多い中央区。
<2015年>賛成54.1%、反対45.9%
<2020年>賛成51.0%、反対49.0%

賛成派が圧倒的多数であってしかるべき中央区がこの数字だったことに、極めて大きなショックを受けている。